来年5月に「iDeco」が65歳までに拡大されたら、絶対加入すべき理由

2021年10月11日月曜日

iDeco 減税

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私が初めて「iDeCo(イデコ)」(個人型確定拠出年金)という単語を耳にしたのは、57、8歳の頃でした。


会社と新規に取引の発生した銀行のお勧めでその案内があったのですが、加入年齢が60歳未満までと知って、あ、もう2年くらいしかない、時間が無いと思ったのと、


(当時は)積み立てるにあたって口座開設料が約3000円かかること、毎月の維持費もかかるとのことで、それでもメリットがあるのかどうかちゃんと調べもせずにすぐにあきらめました。


今なら60歳間際であろうと、絶対「iDeCo」をやります!




とは言っても、私は現在62歳、過去に戻れない以上、「iDeCo」には加入できません。


ところが来2021年5月より「iDeCo」の加入が65歳未満に拡大されるらしいのです!


たとえ63歳で加入してあと2年しかなくても、絶対にやると決めました。


「iDeCo」は毎月決まった金額を60歳まで積み立てて節税しながら老後に備える年金制度ですが、


掛け金の運用後の利益の保証はないため、減るかもしれませんし、わかりません。


それでも


私が60歳を超えても加入したいと思った一番の理由は源泉所得税と住民税が安くなるからです。


私は会社に企業年金制度がないため、23000円/月、年間で276000円積み立てられます。


その場合、どれだけ源泉所得税が安くなるか私の令和2年分の源泉徴収票で確認してみました。


「給与賞与」の行に左から4つ枠があって数字が並んでいますが、3番目の青色で囲った数字「918,190」を見て下さい。

この数字がどう集計されたかは下記表を見るとわかります。


A表(before)


⑨から⑳を差引いた㉑の数字が課税金額になり、この数字が小さい方が源泉所得税も小さくなります。


もし「iDeco」で年間276,000円積み立てていればどう変わっていたか?表にしてみました。


B表(after)


⑭の赤い色の枠の数字「276,000」が追加されて、⑳の数字が増え、結果㉑の数字がA表より小さくなります。

最終的に年間の源泉徴収額は「46,400」となって(たぶん合ってると思う)


「iDeCo」加入前よりどれだけ安くなるかというと


60,400円-46,400円=14,000円も減税になります、同じ年収なのに!


㉑の課税額が小さくなるということは住民税も安くなるはずです(計算していませんが)


生命保険等の支払いが約48,000円あるのに、実際に控除対象となるのは約37,000ほどなのに対し、


「iDeCo」は積立金全額が(276,000円)控除対象になるのがすごいです。


絶対に加入しない手はありません。 


※B表の㉕46,400の算出方法は

㉑909,000×0.05=45,450

(㉑が195万円以下の場合は5%をかける)

㉒45,450×1.021=46,404(百円未満切捨てなので)46,400



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kiraです、60代都内ひとり暮らし、老後資金を増やすためフルタイムで勤務中。2021年から投資信託(NISA)にもチャレンジしています。
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