老後資金は自分の数字で考える

2021年11月15日月曜日

日記

t f B! P L

耳にすると動揺してしまうフレーズがある


私は「平均」という言葉に弱いです。


30代の平均年収はいくら、今年のボーナスの平均は〇ヶ月分、60代の貯蓄額はいくら・・・・とか



耳にするたびに、あ、私はそのラインより下だ、と軽く落ち込みます。


それ以前に未婚子無しなのが人並みでないという気持ちもあるので、私ってダメだなあとさらに落ち込みます。


でも落ち込んだところで過去に戻ってやり直せるわけではなく、


未婚であることについては肩身は狭くても、後悔はなく


過去に戻ってもおそらく同じ結果です。


なので、


老後資金には2,000万円必要と聞いた時にも、私にはそんなお金無い、どうする!と焦りました。


2,000万円では足りない、いやそんなにはいらない、というような話もあります。


老後の生活費がいくら必要かという話も、たいてい夫婦二人、持ち家が前提で、おひとり様で賃貸の私には参考にはなりません。


で、自分なりに考えてみました。


今は給与をまるまる20万円ほど生活費として使っています。


それと同じ生活を続けるためには


年金をもらったとして(=約12万円)あと8万円必要になります。


8万円×12ヶ月=96万円


65歳からあと30年生きるとして


96万円×30年=2880万円 


今の資金では全然足りません!


でも暮らしを小さくして月の生活費を17万円とし、年金が12万円で不足額5万円を貯蓄から崩すとなれば


5万円×12ヶ月=60万円


60万円×30年=1800万円


老後資金2,000万円は必要な金額だなと思いました。


この先どうかるかわからないけど誰かや何かと比較しない


私は老後資金2,000万円まであと600万円を目指していますが、


達成できるかはわからないし、実家のことでお金が必要になるかもしれないし、もしくは(考えたくありませんが)職を失うかもしれないし、病気になるかもしれません。


それに今後税金や保険料も増えていくでしょうし、お金の価値がどの程度になるかによっても数字は変わってきます。


でもとりあえずは年金があり、税金等が引かれ10万円くらいだとしても、その範囲で暮らせばいいじゃないか。


家賃2万円くらいの所に住んであと8万円も使えるし、と考えるようにしています。


家族もいないからお金を残す必要もないし(残らないだろうけど)自分ひとりのことならどうにかなるさ、と。



平均とか耳にする数字には惑わされず(と言っても気にはなりますが)、自分の数字で考えようと言い聞かせています。


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kiraです、60代都内ひとり暮らし、老後資金を増やすためフルタイムで勤務中。2021年から投資信託(NISA)にもチャレンジしています。
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