私の給与のヒミツ、同じ月給でも手取りが多いのは

2021年11月11日木曜日

お金 公開 社会保険

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私の手取りは同じ給与額でもほんの少し多い


60歳定年で再雇用になった私の月給は26万円です。ここから社会保険料や税金、住民税が引かれ手取り額となりますが、

たぶん、同じ給与額でも私の場合はちょっとだけ多いと思います。


私の年収は


単純に26万円×12ヶ月=312万円


同じ額であれば誰がもらってもこの金額は変わりません。


でも、扶養家族の有無にかかわらず手取り額が変わってくることがあります。




私の手取りがいくらなのか「給与明細」を公開します。



手取りは209,541円です。


これは同じ26万円の給与でもある条件で変わってきます。


それは健康保険料です。


健康保険料が6,890円はかなり低いほうで、


これは加入している健康保険組合によって保険料率が異なるためです。


例えば「協会けんぽ」の場合、健康保険料率は4.92%で


26万円×4.92%=12,792円なのに対し、


私の職場で加入している健康保険組合は2.65%なので


26万円×2.65%=6,890円


その差は5,902円で倍とまではいきませんが、この分手取りが多くなっています。


健康保険料は毎月支払うものですが、医療費の個人負担3割は同じです。


この点は得してるなと思います。



健康保険料が安いのは得なのか検証してみました

ここで、健康保険の料率が低いことが本当に得なのか、年末調整をした場合どうなるのか確認してみました。


表のAは私の現在の給与明細、Bは協会けんぽの健康保険に加入した場合の明細との比較です。


Aの方が健康保険料が少ないので手取りが多く、Bは源泉所得税がちょっと少なくなります。


年間の社会保険料は


Aの方が健康保険料率が低いため、Bより約7万円少ないです、源泉所得税の差は約3,000円で大きくはないです。


これで年末調整をした場合、最終的な年税額はどうなるかというと


⑨から赤い文字を差引いて算出した年税額は60,900円と57,350円(おおよそです、実際はこれに102.1%をかけます)


Aの方が年税額が約3,000円ほど高いだけで、健康保険料の負担は約7万円ほど少なく、手取りは約6万円多い、ということはやっぱりAの方が得です(この計算は扶養家族がなく、社会保険料と基礎控除を引いただけのさくっとしたものです。住民税はAB同じ額にしましたが実際は変わってくると思います)


今後、健康保険料の料率が上がり、協会けんぽと同率になれば手取りは同じになります。


それでも国民健康保険料と比べれば(同じ年収なら)健康保険組合や教会けんぽの方が保険料は安いです。


会社を辞めて国民健康保険に加入していた時期もありますが、圧倒的に保険料が高くなります。


これからはパートやアルバイトの人でも社会保険加入が拡大されて、入りやすくなってくるので、働けるうちは働いて、健康保険は75歳未満まで入れるので、もしそこまで加入できるのならそれも悪くはないかなと考えています。


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kiraです、60代都内ひとり暮らし、老後資金を増やすためフルタイムで勤務中。2021年から投資信託(NISA)にもチャレンジしています。
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