日本年金機構から令和4年分の「公的年金等の源泉徴収票」のお知らせがありました。
開いてみると私が受給した額は約56万円でした。
「公的年金に係る雑所得の速算表」を見ると
私の年齢は65歳未満で、受給額も60万円以下なので所得は0円で課税されていません。
56万円−60万円=△4万円
けれど、65歳で年金受給を開始すると、私の受給額は約13万円/月なので
13万円×12ヶ月=156万円となり、
速算表にあてはめてみると
156万円-110万円=46万円の所得となりこの額に課税されます。
一ヶ月の年金収入(手取り)はいくらになるのか?
根拠のない私のカンの計算では、年金収入13万円/月の内、最低でも税金や社会保険料は1万円は引かれるだろうと思います。
それらを年間で13万円として、受給額から差し引いた場合の手取りは
13万円×11ヶ月=143万円÷12ヶ月=約11万円(実際は11.9万円ですが)となります。
1ヶ月を11万円で暮らすには、家賃を3万円くらいまで抑えないとダメですよね。
そんな生活は可能なのでしょうか???
選択は3つです。
・とにかく11万円以内で暮らす
・不足分は働いて補う
・不足分は貯蓄を取り崩す
65歳以降働くとしても、いつまでも働けるわけではありません。
貯蓄を取り崩すとして、それが5万円/月だった場合は年間で60万円、20年で1,200万円です。
85歳までなら今の資金で間に合いそうですが、いつまで生きるかわからないし、病気等で医療費の出費があるかもしれないし、
お金の価値がどうなるのかもわかりません。
確かなのは税金や社会保険料がもっと上がるということです。
それにそもそも年金11万円+5万円(貯蓄を取り崩す)=16万円で生活出来るのか(しなくてはいけないのですが)、、、というのもあります。
こうやって書いてみると、65歳から年金受給を開始するとして、それと並行してやっぱり働けるところまで働き、その収入の範囲で生活する。資金にはギリギリまで手をつけない、という選択になりそうです。