老後は激安リゾマンを買って住むのはアリか?
もし一室10万円でリゾマンが買えるならそこを老後の住処にするのはアリかナシかで言えば、「ナシ」です。
不便さとかマンションの管理費や修繕費等コストが上がったらどうするのかとか、そういうこともありますが、
一番には所有する怖さというか迷いですね。
一度所有したからにはいつかは手放すというか、売るなり譲るなりしないと終われませんよね。
もっと若い時に買って、後々は売ろうとかそういう予定ではなく、老後の住処として買った場合はそこで最後まで過ごすつもりで買うわけで、終わらせるには自分でやるか、それを託せる子供なり家族、血縁がいないと難しいと思うからです。
私には母がいなくなれば、きょうだいしかなく、多少付き合いのあるいとこ達も同年代でいつどうなるかわからず、この先のことを託せる血縁がまったくいないのです。
老後資金に余裕があり、最後の手前で売却して施設にお世話になるか、子供に託して後はまかせるとか出来ないのであれば、迷惑をかけることになってしまいます。
あのおひとり様の大崎博子さんは迷惑をかけることなく旅立たれて見事でしたが、後を託せる娘さんがいたことは大きかったと思います。
私の終の住処、賃貸での希望する終わり方
私は現在賃貸住まいで、都営住宅に入りたいという運頼みのことをしていますが、万一入れたとしても賃貸には変わりません、最後までず~っと賃貸です。
で、私の希望とする終わり方ですが、出来れば最後まで自活して自分の部屋で終わりたいですが、病院にお世話になるとしても、誰かの手を煩わせることは最小限にしたいので、
部屋は大きな家具は買わず出来るだけ整頓しておき、預貯金や保険等わかるようにしておき、電気水道等口座引き落としを止めてもらうようメモしておき、残置物等の処分に必要な現金も用意しておきたいです。
私は1Kの部屋に布団を敷いて寝ているのですが、天井には灯りがあって長~い紐がつけてあり、布団に入ってそれを引っ張れば電気が消えるようになっています(昭和のよくあるスタイル)
そんな風に紐をカチッと引っ張る感じで終わりたいです.笑
当然、事故物件になどならぬよう、そこはきちんと準備しておきたいです。
あれこれ考えすぎかもしれませんし、実際は思うようにはいかないかもしれませんが、
これだけおひとり様が増えているのですから、託せる誰かがいなくても(私が知らないだけで)何か方法があるかもしれませんし、今後はそういうサービスというか仕組みが出来てくるかもしれません。
出来れば国がそうやってくれたらいいなと思っています。