【老後の住い】私がこれからも住む場所は今のこの場所で、田舎に戻ることじゃないと強く感じた

2025年5月26日月曜日

住まい 日記 無職

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 約一ヶ月、東京を離れていました

4、5月は帰省していました。

社会人になってからこんなに長く実家で過ごしたのは初めてのことでした(無職ですからね)

ちょうど桜が満開のタイミングで、20年ぶり、いや、もっとですかね、じっくりと桜を見ることができました。

東京では満開の時期は3月半ば過ぎで、その頃はちょうど年度末で一番忙しくて桜を眺める余裕がなかったんです。

業務がやっと落ち着いた頃には4月に入っていて桜はすでに散った後・・・・それが毎年のことでした。

田舎なので桜はあちこちで見ることが出来ました。学校のグラウンドには必ずといっていいほど桜の木はありますよね。

そういう名もなき桜の名所をあちこち見て回りました。

どこも満開できれいではあったんですが、なぜか今ひとつぐっとくるものがなかったんです。

ですが、最後に立ち寄った小高い山の頂上で、これでもか、というくらいに咲き誇った桜の木を目にしてその生命力にあふれた姿に圧倒されました😮

まったく枝が見えないほどまんべんなく桜の花で覆われています


山の頂上の位置から下の方までずっと桜のトンネルが続いています


こんなにモコモコとびっちり桜の花に覆われた木は初めて見ました

この前方は遊歩道で人が歩いているはずなのに花でまったく見えません

こんなにモコモコと枝が見えないほど桜の花で覆われているのは、木がまだ若いからでしょう。

片や、同じ日に最後に近くの神社に立ち寄って目にした桜の木は、どこかうら寂しい雰囲気が・・・

この桜の木は私が子供の頃からこの大きさですでにあったので、少なくとも私の年齢以上、70年くらいは経っているはずです。

当時は満開の桜の木の下にゴザを敷いて、花びらが舞い散るその下で大人たちが食べ物を持ち寄って酒を酌み交わしながら花見を楽しんでいたんです。



その様子は風情があってにぎやかだったことを、ハッキリと覚えています。

でも今は見ての通り、石畳も苔に覆われ、訪れる人もほとんどいないことが見てとれます。

山の頂上にある生命力にあふれた若々しい桜の木と、そう遠くない将来に枯れてしまうであろうこの神社の境内にある桜の木、

なんかねー、この桜の老木が自分のように思えました😓


老いても自然豊かな田舎より、自由な都会で暮らしたい

この神社は高台にあって、眼下には家並みや田んぼの風景が広がっていて見晴らしが良く、もっと天気が良ければこんな鬱蒼とした雰囲気ではないんです。

神社のもっと上の方には遊歩道もあって、のどかで自然豊かな土地で、5月ともなれば周囲は一斉に緑に覆われ、眩しいほどの鮮やかな色で、むせかえるような土と草の匂いがしてきて、ああ生きてるなって実感します。

でも、それは日頃遠く離れた場所で暮らしていて、たまに帰省するからであって、もし日常となったらそうは感じなくなるでしょうね。

同じ老木であっても、私はこの神社の境内より都会のどこかの場所に立っていたいです。

なんか神社にある老木には自由がなく、そこに縛られているように見えるんです。

木が歩けるわけじゃないんですけど、そんなふうに感じるんです。

私は誰にも縛られず最後まで自由に自立して暮らしたいので、それならやっぱり都会しかないと思いました。




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kiraです、60代都内ひとり暮らし、老後資金を増やすためフルタイムで勤務中。2021年から投資信託(NISA)にもチャレンジしています。
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