「NISA」や「iDeCo」は必ずしも老後資金を増やしてくれるバラ色の手段ではない

2021年11月21日日曜日

日記

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65歳まで拡大されても私は加入できないかもしれない


現在は60歳までしか加入できないiDeCo、それが来年には65歳まで拡大されるとのことで、たとえそれが2年程度だとしても、絶対加入するぞ!と意気込んでいましたが、


過去記事 来年5月に「iDeco」が65歳までに拡大されたら、絶対加入すべき理由


無理そうです。。。


まだちゃんと調べてはいないのですが、国民年金にすでに40年間加入してる場合はダメみたいです。


たとえば60歳で国民年金加入期間が38年だったとします。そうするとiDecoが65歳まで拡大されても、あと2年、62歳までしか加入できないようです。


iDeCoで老後資金を、というより年末調整で控除額が増えることに期待して加入できるものなら加入したいと思ったわけでしたが。。。



一粒で二度おいしい、iDeCo


iDeCoは老後に向けて毎月一定額を(自分で選んだ)投資商品で運用していく、投資信託積み立てです。(自分で作る自分の年金)


・毎月の積立額は全額所得控除になるので、所得税、住民税が安くなる→この恩恵を受けたかった


・運用中に出た利益は税金がかからない。


等のメリットがある一方で、


・原則積立ての途中では引き出せない(60歳以降でないと)


・iDeCo口座開設料や管理手数料がかかる。

 


という注意点もあります。


来年からiDeCoが65歳まで拡大されて加入できる!と喜んでいたのに一転して、加入できないかもしれない。。。と知ったタイミングで、


「iDeCoやNISAは買ったら一生バカを見る金融商品である」というタイトルの記事を目にしました。


NISAを始めてiDeCoも加入したい!と思っていた私にはちょっとショックな気持ちで記事を読みました。


結論から言うと、NISAやiDeCoを全否定してるわけではなく「やめたほうがいい人もたくさんいる」というニュアンスで書かれていました。


投資信託なので必ずしも増える保証があるわけでもなく、減る可能性もあるし、現金が必要となった時にすぐに現金化できないというデメリットを強調していました。


特にiDeCoについては、企業年金の有無によっても掛け金が違ってくるし、全額所得控除になるとはいえ、諸々の手数料を差し引いても得なのは高所得者だけではないかと。


確かに、掛け金の額によっては所得控除のメリットがないようなケースもあるかもしれません。


要はNISAやiDeCoが必ずしも老後資金を増やしてくれるバラ色の手段ではなく、デメリットもある、



だから安易にやみくもに始めちゃいけない。。。。と言いたかったのではないかと思いました。


もし私が40歳でシングルマザーだったら、迷います。お金は増やしたい。でも自分ひとりで家計を支えている状況では保証のないものに手を出すのはためらいがあります。


子供が成長するまでは利息どうこうより(あった方がいいに決まってますが)確実に貯蓄できる方を選びます。


やっぱりみんな状況はそれぞれなのでそれが「やめたほうがいい人もたくさんいる」ということだろうと思いました。


私はひとりだし、62歳でもう時間が無いんです!


定年再雇用で賞与はなく、給与は生活費としてまるっと使っていて、現状老後資金が不足しています。


そういう状況でいくらかでも資金を増やさなきゃいけないのに、


280万円を4年間定額預金にした利息は約1000円でした。


やっぱり多少リスクはあっても(それを理解した上で)NISAでもiDeCoでも増やせるものならチャレンジしたいんです!

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kiraです、60代都内ひとり暮らし、老後資金を増やすためフルタイムで勤務中。2021年から投資信託(NISA)にもチャレンジしています。
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