甘く見ていた!65歳以降の国民健康保険料と介護保険料がヤバイ!

2023年11月24日金曜日

お金 社会保険 日記

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65歳以降の介護保険料が一気に高額になる

毎月の給与から健康保険料と共に差引かれている介護保険料ですが、

もしこのまま勤務を継続出来たとしても65歳からは区に納付することになります。

周囲の話を聞く限り、これがかなりの金額らしいんですよね。。。。

今は2,600円くらいなんですが(健保の料率が低い)

7,8千円くらいにはなるみたいです。

うわ~、そんなに。。。

じゃあ健康保険料はいくらになるんだろう?と考えたら恐ろしくなりました。


国民健康保険料の目安は源泉徴収票の「給与所得控除後」の約1割強

心の準備のため、国民健康保険料がいくらくらいになるのか区役所に問い合わせてみました。

源泉徴収票等を持参し窓口に出向かなければ教えてもらえないのかと思いきや、

概算で良ければこの電話でも教えますとのことだったので聞いたところ、

源泉徴収票の「所得控除後の金額」の一割強だと言うではありませんか。

え~~~、と見てみると

2,104,000円×10%=210,400円となり

約22万円として(R4の源泉徴収票ですが、収入は同じなのでR5年も同じ額です)

一ヶ月≒18,333円です。


私の場合特別支給の老齢厚生年金を受給しているのでこの所得額も加算しなければなりません。

737,948円(年金収入)-600,000円=137,948円(所得額)となります。

給与所得控除後の金額+年金所得額=2,104,000円+137,948円=2,241,948円

約23万円として、一ヶ月≒19,166円です。

(現在給与から引かれている健康保険料の4倍弱の金額・・・)

で、介護保険料はいくらになるのか(電話で聞き忘れてしまったので)区のサイトを見て調べると

年間111,600円でした(おそらく)

一ヶ月9,300円です。

以前の記事で年金のみの収入となった場合、引かれる住民税や社会保険料等は合計で約2万円などと想定していたのですが、

全然オーバーしてるじゃなですか!!!

超ショックでした。



65歳以降国民健康保険になった場合の生活費をシュミレーションしてみた

もう細かく計算しなくても、65歳の国民健康保険料や介護保険料の負担がどれほど大きいのか想像はつくものの恐る恐る表にしてみました。(以下表の一ヶ月の金額はさくっとした数字で年間の数字とは合致しないものもあります)

一ヶ月約36,000円の負担!

年金収入からこの金額を差し引くと106,099円、さくっとした計算ではあるものの、

当たらずとも遠からずで、

つまり私は65歳で無職になった場合

一ヶ月10万円で暮らさなければならない!ということです。

頭を抱えたくなりました。。。

が、気を取り直して、66歳以降給与収入無しで、年金のみの収入になった場合をシュミレーションしてみました。

国民健康保険料は

(R6年金収入)-(年金控除額)=1,378,004円-1,100,000円=278,004円(所得控除後の金額)

(R6給与所得額)+(R6年金所得額)=230,000円+278,004円=508,004円

約51万円として

510,000円×10%=51,000円となり

一ヶ月約4,250円です。


介護保険料は年間81,840円(おそらく)で一ヶ月約6,820円で

これらを表にすると

約13万円の生活費になりますが、おそらく住民税が少し発生すると思うので、当初の予測の生活費(12万円)に近くなりそうな気がします。

65歳で無職になったら10万円での生活、66歳以降は12万円で生活しなければなりません。

問題は65歳で退職したその年の社会保険料の負担がすごく大きいということです。

(R6はまだ年金満額受給ではないので約138万円で計算しました)

やっぱり老後は「現金」で持ってるのが最強!

上↑の計算を見ての通り、私は直感、感覚的な人間なのでロジカルな思考、計算は苦手です。

表にはしてみたものの、グズグズな数字で自分でも呆れます。

でもね、そんなに外してないと思うんです。

緻密な数字ではなくても、今後どうするのか?という危機感は持ちました.笑

健康保険料は前年度の収入で決まるため、会社を辞めた直後の一年間は(二年目からは年金収入のみとなり低くなっても)高額になってしまいます。

会社を退職後2年間は任意継続でそのまま保険に加入が出来るため(但し会社負担分も自分で負担しなければならない)その保険料金と比較してどうなるかです。

任意継続の方が安ければ一年間はそちらへ加入という手もありますが、どちらにせよ65歳から介護保険料は高額になり区に納付しなければならないので

たぶん国民健康保険料の方が少し安いような気がします。

いい加減な脳みその持ち主の私ですが、これでハッキリしたことがあります。

それはやっぱり

「老後資金は現金で持ってるのが最強」という再認識です。

66歳以降働かずに年金収入のみとなった場合、社会保険料や税金等はそう高額ではありません。

老後の生活は

・年金収入のみで生活を賄う

・もしくは不足額は働いて補う

の二択だと思うのですが、


「働く」ことが難しい場合、働きたくない場合は年金収入以内での生活にチャレンジしつつ、それでも不足するなら資金を崩す。

やっぱり「現金」を持ってるのが一番強いと思いました。

けっして多くはない年金だけど社会保険料や税金を低くおさえ、働かず、不足分は資金を崩しながらなんとかやっていけるのが理想じゃないですか?

とにかく老後までの資金を可能な限り蓄えること。100歳まで十分なくらいの資金があれば理想ですが(それは不可能だとわかっているので)

NISA等を活用しながら出来るだけ資金を細く、長く持たせる、、、、それしか(私の場合)ないなと思いました。

(もちろん働いて収入を得ることも考えています)


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kiraです、60代都内ひとり暮らし、老後資金を増やすためフルタイムで勤務中。2021年から投資信託(NISA)にもチャレンジしています。
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