103万円の壁が無くなるのは朗報
103万円の壁の話が出たと思ったらすぐにも施行されそうな急展開になってきて驚いています。
第三号被保険者の件はもう長い間、無くそうという議論が出ては消え、出ては消えていたので、今回もまたそんな感じかなと思っていたからです。
これまで非課税、社会保険未加入で働いて来た第三号被保険者の中には、今回の話で週20時間以上働く場合は厚生年金に加入しなければならなくなったことで、そのラインからはずれざるを得ない人が多くなるかもしれませんね。
現在東京都の最低時給は1,113円で、もっと時給を上げようという流れの中で、20時間以下に抑えるのは難しくなるかもしれません。
でも、社会保険に加入したくてもできないパートやアルバイトの人にとっては朗報だと思います。
税金や社会保険料が増え、手取りは減るかもしれませんが、長い目で見たら老後の年金が増えることは間違いないからです。
第三号被保険者である人も、将来夫が先に亡くなっても、自身の厚生年金が少しでもあればそれに越したことはないのではないでしょうか?
あとはやっぱり、現実的には子供の数が減り高齢者社会になっていくのでみんなで働いてみんなで支えていかざるを得ないというのが大きいと思います。
もし私がこれから働けたとしたら社会保険に加入したい
現在65歳で無職の私、体調が悪くすぐには働けないし、働けたとしてこの歳で仕事があるのか、、、という状況ですが、
もし働けるのなら、また社会保険に加入したいです。
社会と繋がってること、働くことは生きがいとかそんなきれい事ではなく、お金が必要なので働きます。
厚生年金は70歳、健康保険は75歳まで加入できます。そしてiDeCoにも再加入したいです(現行65歳だが、70歳まで延長されるはず)
65歳以上の失業保険は一時金でしかもらえませんが、働く限りは失業した場合は何度でももらえます。
もしケガや病気になって仕事を休めば、健康保険から通算で一年半傷病手当金がもらえます。
子供が生まれれば出産手当金、育児休業中には給付金が支給されます。
産前産後休業から育児休業期間中は社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)が免除されます。
働くことについては社会保険は手厚いのです。
それが目あてとかではなく、働くのは大変なことだけれど、それなりの保障があるからです。
少しきれいごとを言うと、私自身年金を受給している身ですが、働いて社会保険料が払えれば、ホコリのような金額でも出産や子育ての給付金の足しになるかもしれません。
今、無職の私には何も出来ず、何も無いですもん。